サルサのクラスに通う、というのはどんなことを想像されますか?
陽気なラテン系の音楽がかかっていて
みんなでHola!(オラ)〜〜!!(welcome)とハグをし
レッスンでは1時間ずっと踊りっぱなしで
私を上手に回してくれる男性もいて。。。
そんな風に想像されている方には、ちょっと期待はずれかもしれませんが
まず「基礎が大事」
「右、左、右」と体重移動をさせられたあと
鏡に向かって8つのリズムの中で ステップを6つ踏みながら 縦で前後に動いて、と延々教えられます。
え!すぐにペアで踊るんじゃないの???
こんな地味なこともしなきゃいけないの?
はい、そうです。
世界中のサルサクラブでもキューバの路上でも
一見、自由に踊っているように見えて、ちゃんとみなさん基本を押さえた上で踊っています。
一人で踊るダンスは自分の自由でいいのですが
ペアとなると相手のあることなのでそういうわけにもいきません。
どれだけイケメンであろうが美女であろうが、最低限のペアダンスのルールを守らなければ誰も相手にしてくれなくなるので
自己流は避けたいものです。
地味でも基本はやっていきましょうね、ということで。
サルサを始めるに当たって まず最初に覚えるのが基本のベーシックステップです。
ピアノでいうとドレミファソラシドの指使い。バレエでいうと基本の足のポジションでしょうか。
足を交互に踏んで(女性は右足、男性は左足からスタート)
12345678♫ 12345678♫
リズムはそう捉えるのですが
ステップは4と8を踏まないので
123 おやすみ 567 おやすみ。
クイック、クイック、スロー
と言い換えることもできます。
8つのリズムの中で 1、2、3、5、6、7の6つを踏むのに最初は多くの方が戸惑います。
初心者のうちはカウントを取るのに精一杯です。
とにかくリズムに遅れないように頑張ります。12345678♫12345678♫
メトロノームやカウントが入った練習用の曲で練習したりします。
面白いアプリを見つけました。
ベーシックやターンの男女別のフットワークの位置がわかるのですが
爆笑してしまうぐらい強引です。
でも理屈は合っているので、脳から入るタイプの方にはいいかもしれません。
よかったらお試しください。(On1スタイルです)
ただし、そのまま覚えると 股関節がえらいことになります。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.latincafeproductions.easysalsa&hl=ja
と書いておきながら
私が踏んでいるステップは
「123 おやすみ 567 おやすみ」
のおやすみの部分は、実はありません。
リズムも1からは入りません。
そのことは
またお話したいと思います。